相馬隼人

今年もまた桜の季節がやってきたね…。
生と死が交錯する季節だ。
こうして君と見る桜はなんて美しいんだと思う。
限りのある季節にしか咲かないからこそ、美しい------
僕たち人間の命もまた、限りがあるから美しいのだと言うことを、君は僕に教えてくれた…。
君のお陰で、医者としてようやく”人の死”と向き合えるようになった。
有り難う…。
僕らにとって、”桜”は特に思い入れの深い花になったね。
僕らは桜の精に助けられて、この恋を実らすことが出来た。
毎年、この桜を愛でて、護っていこう…。
思い出の桜を------
そうそう。
女の子が出来たら、もう名前は決めてあるんだ。
”さくら”-----
ねえ、君はどう思う?

monologue by tink




top