*キスの後の距離*

後編


 小松は、激しく胸を揉みしだく。

 勃ちあがった、ゆきの乳房の先端を唇に含み、舌で転がしてきた。

 思わず、呻き声を上げてしまうほどに感じてしまい、ゆきは激しく腰を浮かび上がらせた。

 自分でも、何をしているのかが、全く分からないを

 小松の舌先が、ゆきの先端を更に執拗に転がしてきた。

 お腹の奥が熱くて、身体全体が欲望に濡れているように思えてしまう。

 息苦しい。

 同時に、もっと激しい快楽を求めてしまう。

 これ以上にもっともっと、望んでいるものがある筈だ。

 それが具体的にどのようなものであるかは、流石にゆきには分からなかった。

 小松は胸が張り積めて痛くなるぐらいに揉みこみながら、ゆきの肌に自分を刻み付けるように、口づける。

「……帯刀さんっ……」

 未知の扉に手をかけるような気分だ。

 小松は、焦らすようにゆきの脚を撫で付けてきた。

 そのリズムに、ゆきは呻いた。

 中心がしっとりしているのは、自分でもわかっている。

 粗相ではないのは分かっているのだが、そう思ってしまうぐらいに、中心から蜜のような液体を溢してしまっている。

「……君は感じやすいね……。調教しがいがあるな……。真っ白な君を私色にしっかりと染め上げたい……」

 小松は、ゆきの潤んだ部分に指先を伸ばす。

 ゆきの秘花の花びらを指先で押し開けると、その奥に潜んでいる、花芯をくりくりと指で押さえつけるように愛撫を始めた。

 お腹の奥が潤み、快楽が全身を駆け抜ける。

 先程よりも更に花が濡れて、艶やかな水音を響かせていた。

 触れられるだけで、おかしくなるぐらいに感じてしまう。

 小松の指先は、繊細な動きで、ゆきを追い詰めてゆく。

「解さないと、私を君に与えられないからね……」

 小松は艶然と笑うと、ゆきの蜜口に、指を押し宛てくる。

 最初は入り口をなぞられただけだったが、指が一本、ゆきの胎内にしっとりと侵入してきた。

「……んっ……!」

 身体を仰け反らせて、ゆきはそのまま指をしめつける。

 小松の指が自分の胎内で蠢くのが分かる。

 内壁を擦るように動かれると、それだけで快感が中心から全身に走り抜けた。

 抜き差しをされると身体が震えた。

 最初は、かなりの異物感を覚えたのに、少しずつ馴れてゆく。

 ドキドキがときめきに変わっていった。

 小松は、一旦、指を抜くと、更に二本に増やして、擽ってくる。

 お腹の奥がじんわりとしてきた。

 異物感があるのに、内壁を擦られると、段々とそれもなくなってくる。

 気持ちが良すぎて、ゆきは意識を朦朧とさせていった。

 腰が自然に揺れてしまう。

 身体の奥から情熱が染み出て、派手な水音を響いていった。

「……もう一本増やしても、君は大丈夫みたいだね……」

 小松はくすりと笑うと、更に指を三本に増やす。

 異物感が一気に増す。

 だが、ゆきの内壁は、小松の欲望をしっかりと締め付けて離さなかった。

 息が途切れる。

 鼓動が激しくなる。

「かなり私の指を締め付けているね……。君の胎内に入るのが、楽しみだよ」

 小松は更に内壁を擽る。

「……あっうっ……!」

 喉の奥から呻き声を出してしまう。

 いやらしい水音が大きくなるほどに、気持ちよくなっていった。

「……んっ、ああっ……!」

 喉を鳴らすように喘ぐと、小松は一気に脚を広げる。

「……い、やっ……!」

 小松はゆきの花を開くと、そこに唇を寄せてきた。

 こんなに恥ずかしいことをされるなんて、耐えられない。

 泣きそうになる。

 だが、小松は、そんなことは関係ないとばかりに、舌先で蜜をなめとっていく。

 淫らなのに、とても神聖な行為のように思えた。

 小松の舌先で責められる度に、ゆきの蜜口が震える。

 甘く小刻みに震えて、ゆきは戦慄いた。

 理性が完全に蕩けてしまうぐらいに甘くなり、頭の中がおかしくなる。

 堪えきれない快楽に、ゆきは激しく震えた。

 舌で指で、敏感な部分を愛撫されて、ゆきの快楽は大きな音を立ててはぜる。

 蜜が一気に溢れかえる。

 その瞬間、ゆきは、身体を大きく仰け反らせながら、意識を飛ばした。

 小松にギュッと抱き締められて、ゆきはようやく意識を取り戻した。

 頭がぼんやりとして、身体の奥がじんわりと痺れている。

 ゆきがぼんやりとしていると、小松は熱く硬い何かを、ゆきの痺れている入り口に宛がってきた。

 お腹が熱くてモヤモヤとする。

 脚を広げられて、小松はそこに自分の身体を入れる。

「……ゆき、しっかりと私に掴まっていて」

「はい」

 小松に言われた通りにゆきは、小松の背中に腕を回した。

 すると小松は、いきなりゆきの胎内に熱くて硬いものを挿入してきた。

 全身に痛みが走り抜け、ゆきは瞳に涙を滲ませる。

 入り口を思いきり押し広げられて、ゆきはその痛みに身体がおかしくなる。

 息が出来ないぐらいに痛む。

 小松は、ゆきの痛みを分かったようで、最大限の気遣いをしてくれていた。

「ゆき……っ!」

 小松は息を乱しながら、ゆきの胎内に熱い楔を進めてきた。

 痛くて堪らない。

 だが、耐え抜きたい。

 ゆきは身体を激しく震わせ、身体を引き裂かれるような痛みを、必死になって耐え抜いた。

「……ゆき」

 小松の動きが一旦、止まる。

「……ゆき、君はとても可愛いね……」

 小松は、ゆきに柔らかくキスをした後、ゆっくりと動き始めた。

 最初は痛くてしょうがなくて、ゆきは瞳に何度となく涙を貯めていた。

 だが、小松の動きに慣れてくる度に、異物感が減り、しっとりと小松を包み込んでいった。

「……君は、最高の女性だよ……!」

 小松の息が途切れて、激しくなる。

 動きが激しくなり、ゆきは息を乱していった。

「ゆき……!」

 小松の動きが激しくなる。

 ゆきの最奥をえぐり始めた。

「ん、あっ!」

 小松に最奥を突き上げられ、今まで感じたことがなかったような快感に溺れてゆく。

「……んっ……!」

 ゆきが感じる場所に気づいたように、小松は最奥を何度も突き上げてきた。

 頭の芯までしびれるほどの快楽が走り抜け、ゆきは身体を大きく仰け反らせる。

 そのまま、身体と意識を沈みこませる。

 身体の奥で小松の欲望が震える。

 そのまま熱い欲望が、ゆきのお腹の中に広がった。

 

 意識がゆっくりと戻ると、小松に抱き締められる。

「ごく自然に起こったでしょ?」

 小松はくすりと微笑む。

 ゆきは、はにかみながら頷く。

「これからずっと離れない証だから……」

「はい」

 この世界で自分を一番知ってくれるひと。

 ゆきは、小松がそのひとであったことに、感謝していた。




 マエ モクジ