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震える手で将臣の腰に触れると、心も、お腹の奥深いところも、呼吸も出来ないほどの甘くて切ない痛みが宿る。 泣きそうな甘美な喜びに、望美は肌を震わせた。 硬いヴィンテージジーンズのファスナーに手をかける。余りのもどかしさにたまらなくなった。 手慣れていないせいか、いつも以上に不器用にジーンズを脱がせば、将臣の昴ぶった場所が、下着を越しに見える。それがなまめかしくて、望美は呼吸を荒くした。 下着の上から触れると、爆発するぐらいに大きくて硬い熱がある。将臣のしっかりとしたヒップラインが流石に揺れた。 「…責任…取れよ…。望美…」 普段ですら色気のある声だと言うのに、官能がそこに加わると、余計に艶っぽい。 鼻血が出てしまうのではないかと思うぐらいに、将臣の声も欲望も、望美の細胞を熱く沸騰させた。 「ど、どうすればいいの?」 「しゃぶれよ? お前もどうするか、友達に訊いたりして、解るだろ?」 全く初めての経験だが、将臣を歓ばせたくて、望美は震えながら挑む。 下着を脱がせると、猛々しい男の欲望があらわになる。望美は、そこを両手で包み込むように、触れた。 「…クッ…! 爆発しそうだぜ…」 「ん…っ」 将臣が興奮してくれるのが嬉しくてしょうがない。望美は、舌を将臣の雄剣に這わせる。亀頭をぺろりと舐めると、逞しいヒップラインが揺れた。 「…望美…っ!」 望美は、小さな口をめいいっぱいに開けて、将臣を迎入れる。 強く吸い上げ、精の源を手で撫で上げると、さらには呼吸が激しくなった。 「…やべっ…、望美…っ!」 「んん…っ!」 口腔内で将臣が大きくなり、望美はくわえ込んでいられなくなる。 苦しくて呼吸が出来ないと思った瞬間、口腔内に精が放たれた。 「…ごめんな。出しちまったみてぇだ」 望美は将臣を口から出すと、軽く咳込んだ。 「おい、大丈夫か!? 無理させちまったんじゃねぇか?」 「だ、大丈夫だよ…。無理なんかしてない」 望美は軽く咳をしながら、口許を腕で拭った。 「…マジお前可愛い過ぎ」 「きゃっ!」 将臣は望美をベッドに押し倒すと、下着を素早く取り去り、脚を大きく広げてくる。 じっと将臣にしか見せたことがない場所を見られてしまい、望美は恥ずかしさの余りに走り出したくなった。 「…お前のここ…、綺麗にひくひくしてて、すげえそそるぜ。こんなに脚を広げたら、胎内まで見えるぜ…」 「やっ、ああっ!」 蜜で湿り気を帯びた入り口を、将臣は更に押し広げてくる。 淫らな行為に、躰の芯にある熱い場所までがとろとろになってしまうような気がした。 「可愛いな…。お陰で俺はさっきよりも元気になっちまっているぜ」 「ま、将臣くん…っ!」 将臣は溢れかえる蜜をしっかりと啜りながら、望美の肉芽を舌先で転がしていく。気持ちに良すぎて、どうにかなってしまいそうだ。 熱い刺激は、快楽になって全身を駆け巡り、望美のら頭の芯を麻痺させていく。 肉芽を舌で刺激をしながら、したたかな将臣の指は、望美の胎内に入っていく。 入り口を広げられて、思わず腰を浮かせてしまった。 「あっ、あっ、ああんっ!」 寒気にも似た快楽が、望美の躰を支配していく。気持ちが良すぎるところまで追い詰められて、望美は懇願のダンスをしてしまう。 無意識に。 将臣の指の動きが激しくなった。胎内を擦る指は二本に増やされ、巧みに胎内を擽っていく。 やるせない。 これ以上の快楽を知っているというのに、将臣はそれをくれない。 「…お願いっ…!」 「…何が欲しい?」 「将臣くんが…」 甘えるような声で無意識に言うと、指の動きがスピードを増した。 「あっ、あっ、ああんっ!」 頭の中で白いものが弾けてしゅわしゅわと音を 立てていく。 音が出たのではないかと思うほどに快楽が一気に全身を支配する。 「あ、ああっ…!」 望美はそのまま将臣に抱き着くと、熱い液体を放出する。 そこから先は、与えられた快楽が爆発したこと以外は、何も覚えてはいなかった。 放心状態でいると、いつもより派手に濡れた手を、将臣が舐めているのが目に入った。 こちらを見つめる深い色香の滲んだ視線に、望美はくぎづけになる。 「感じたか?」 ストレートに言われ、望美は俯くことしか出来なくなる。 「…もっと感じてもらわねぇと困るけれどな」 将臣は痺れて力が入らない望美の脚を思い切り広げると、熱い自分を押し当ててくる。 ふ太腿を掠った高ぶりに、望美はときめく余りに息を呑んだ。 「…ま、将臣くん…」 「俺が欲しいか?」 低い声で囁かれて、望美は全身が蜂蜜みたいにとろけてしまうかと思った。 将臣は焦らすように脚の付け根を雄剣で擦りつけてきた後、脚を高らかに上げて胎内に入り込んできた。 「ん…っ! ああっ!」 いつもより納まりがきつい将臣の熱いものに、望美は緊張の声を上げた。 確かに裂けそうで痛いし、泣きたくなりそうなのに、何故か心のどこかが気持ちよい十もk、歓んでいる。 将臣は男らしく腰を激しく沈めてくる。それが望美を快楽の淵に追い詰めていった。 「ま、将臣く…っ!」 将臣を自分の胎内に納めた後、望美は離さないとばかりにきつく締め付ける。 「…クッ…! すげぇ、良いっ…」 将臣は息を乱すと、望美を強く突き上げてきた。 破瓜の瞬間、痛みと共に怒濤のような痺れるような快楽が滲んできた。 脚を高らかに上げられ、かなり深い角度で食い込んでくる。 子宮の深いところに、将臣は容赦なく突き上げてきた。 「…凄い深いよっ…! 将臣くん…っ!」 「望美…! 望美っ…!」 激しく呼吸をする唇が、深く奪われる。舌が奥に入り込み、下の入り口を支配する将臣の雄剣と同じ動きをした。 「両方の口で…俺を感じろよ」 「んんっ…!」 将臣は筋肉が綺麗についた腕で、しっかりと望美を抱き込むと、力強く突いてくる。 「やっ…! あああっ…!」 胎内に将臣が当たり、気持ち良いのに痛みを感じる。 お互いの性器が激しく絡み合う水音が、いやらしいぐらいに熱くさせる。 ここまで追い詰められてしまえば、ここがラブホテルだとか、どうでもよくなってしまっていた。 今、こうして自分たちが交わりあうのに意味があるのだ。 「あ、あ、ああっ…」 頭の芯までじんじんと来るぐらいに気持ちがよく、涙が滲む。 目も開けていられなくて、望美は強く瞳を閉じた。熱で、光が白く膨らんだような気がした。 限界だ。 もうたまらないぐらいに将臣を感じている。 「あっ、あっ、ああんっ!」 音を立てて快楽が襲い掛かってきた。 全身が弛緩し、痺れてしまうぐらいに気持ちが良い。 ただぎゅっと将臣の背中を抱きしめて、望美は快楽の渦に沈んだ。 タイムリミットがくるぎりぎりまで、ふたりはベッドに横たわり、同じシーツにミノムシのように包まった。 「…気持ち良かったかよ?」 「きかなくても解っているでしょう? バカ・。将臣くん以外こんなことしないからね」 少し怒ったように言えば、将臣は笑いながらより強く抱きしめてきた。 「…すげえ良かったぜ。また欲情しろよ?」 「もうバカッ!」 望美は甘えるように将臣に抱き着く。 まるで欲情に溺れるようにしっかりと抱き着く。 逞しくも艶やかで綺麗な将臣のラインを撫でながら、望美はこの瞬間だけは世界で一番幸福者だと思った。 |
| コメント 「迷宮」の将臣のヒップラインに触発(笑) |