*レディになるまでに〜愛の告白〜*


「君は本当に綺麗だね…」
 吉羅は香穂子のバストラインを緩やかに指先でなぞっていく。
「…あっ…!」
 指先で尖った尖端を撫でられてしまい、香穂子は思わず甘い声を上げた。
 指先で撫でられるだけで、躰が痺れてしまうほどに感じてしまう。
「…本当に綺麗だね…」
 吉羅は感嘆の声を上げると、自らのバスローブを素早く脱ぎ捨てる。
「…君も、脱いで貰わなければね…」
 吉羅はするりとバスローブの紐を解くと、香穂子を生まれたままの姿にする。
 鎖骨辺りの肌を吉羅は手のひらで味わってきた。
「滑らかだね…」
 吉羅に触れられるだけで、甘い声を高らかにあげてしまう。
 こうしているだけで、躰が糖蜜のように蕩けていった。

 吉羅は香穂子の躰を目の当たりにし、こんなにも綺麗な躰を持った女性は、他にいないのではないかと思った。
 これ以上綺麗な女性は見たことがない。
 吉羅は吸い寄せられるように、香穂子の肌に触れた。
 無垢な肌を自分色に染め上げてしまいたい。
 香穂子に自分以外に考えられないと、思わせたかった。
「…香穂子、君は本当に綺麗だね…」
 吉羅は首筋に唇を寄せると、そのまま強く吸い上げていった。
 香穂子が自分のものである印を、刻み付けてしまいたい。
 吉羅は夢中になって激しく肌を吸い上げていった。
 香穂子の白い肌に自分のものである証が刻まれるのが、嬉しくてしょうがない。
 これほどまでに幸せなことはないと思わずにはいられなかった。
「…暁彦さん…っ!」
 官能的な声で自分の名前を呼んでくれるのが、吉羅には嬉しくてしょうがない。
 もっともっと聞きたい。
 もっともっと激しく愛したい。
 香穂子が自分しか見えなくなるほどに。
 鎖骨の窪みに唇を寄せる。
 香穂子の肌が震える度に、吉羅は喜びが滲んでくるのを感じた。
 誰にも渡したくはない。
 吉羅はもう二度と離したくないからと、香穂子の華奢な体を思いきり抱き締めた。

「…暁彦さ…」
 吉羅の愛撫に甘い吐息を宙になげながら、香穂子は肌を震わせる。
 吉羅のキスを受ける度に、世界で一番愛されていると感じた。
 吉羅に触れられるだけでなんて気持ちが良くて、幸せなのだろうかと思う。
 吉羅に一人前の女性にして貰うことが、何よりも幸せなことのように思う。
 やがて吉羅の繊細な美しさを持った手のひらが、香穂子の形が良い胸をやんわりと揉みこんでくる。
 今まで知らなかった高まりが滲んで、香穂子は大きく息を吐いた。
 吉羅はまるで香穂子の柔らかさを堪能するかのように揉みこんでくる。
 その度に胸が痛いぐらいの気持ち良さに震えた。
 張り詰めた胸は、香穂子の欲望を深く滲ませる。
 吉羅は尖端に唇を寄せてきた。
「…あっ…!」
 背中を貫く快楽に、香穂子は思わず背筋を逸らせる。
 震える肌の熱さが、快楽の熱さを表していた。
 吉羅に胸の尖端を吸い上げられる度に、肌はどんどん熱くなる。舌先で尖端を器用に転がされて、香穂子は思わず唸った。
「…暁彦さん…」
 頭と腰が痺れてしまうほどに感じてしまう。
 吉羅は、香穂子の白い胸に、所有の印を沢山ちらばめていった。
 快楽と恥ずかしさにに香穂子がぼんやりとしていると、吉羅は少し硬い太股を撫でてきた。
 肌はいつも以上に敏感になり、吉羅が触れるだけで、躰の奥にもどかしい熱を伝えてきた。
「…暁彦さん…」
 吉羅は香穂子の胸や平らなお腹、そして滑らかな背中やヒップにキスをしてくる。
 その間、脚をしっかりと撫でられてしまい、香穂子は何度も快楽の声を零した。
 くまなく吉羅に愛されると、本当に特別なのではないかと思ってしまう。
 特別ならば、これほど嬉しいことはないというのに。
 吉羅は、香穂子の脚の付け根に、指を這わせてきた。
 「…あっ…!」
 最も触れられるのが恥ずかしい場所に、吉羅の手が伸びようとしている。
 本当に恥ずかしくて香穂子は脚を閉じようとした。
 だが吉羅は手で一気に開いてしまった。
「やっ…!」
 香穂子は恥ずかしさの余りに、全身を激しく震わせてしまう。
 吉羅はフッと微笑むと、熱い場所の表面を柔らかく撫で付けてきた。
「…あ、ああっ!」
 吉羅は敏感な香穂子のスリットを指先で押し開くと、敏感過ぎる宝石を撫で付けてきた。
「…やっ! あ、ああっ…!」
 触れられるだけで腰が砕けてしまうのではないかと思う程に気持ち良くなってしまう。
 はしたないのに腰がごく自然に動いてしまった。
 吉羅に宝石を弄られる度に、躰が何度ものけ反った。
 今までにない気持ち良さに、香穂子は肌を激しく沸騰させる。
 熱い液体が躰の奥から流れ出してしまう。それが恥ずかしくて、香穂子は益々脚を閉じてしまう。
 吉羅はそれを赦さないとばかりに脚を大きく開いてしまうと、指先を蜜が流れる入口へとあてがった。
「…あっ、ああっ!」
 入口を触れられただけで、香穂子は華奢な腰を浮かせてしまう。
 吉羅は入口を指先で撫でながら、唇を蜜が溢れた場所へと近付けていった。
「…暁彦…さん…っ!」
 舌先で蜜を味わうように舐められて、香穂子は頭がぐちゃぐちゃになるぐらいに気持ち良い。
 もう吉羅が与えてくれる快楽以外は何もいらなかった。
 吉羅の指先が、熱い蜜の入口にそっとあてがわれる。そのまま香穂子を気遣うように、ゆっくりと確実に胎内に入っていく。
「…や…っ!」
 気持ち良さと恥ずかしさが、香穂子の中で交わって溶け出した。
「…香穂子…」
 吉羅の指先は、熱い熱い香穂子の胎内に入り込むと、内壁をゆっくりくすぐってきた。
 胎内を追い詰められるように愛撫をされて、香穂子はもう何も考えられなくなった。
 目を閉じていることしか出来ない。
 吉羅は香穂子を快楽のふちに追い込んで行くと、更に激しい愛撫を重ねた。
 気持ち好さの余りに全身が小刻みに揺れているのが解った。
 吉羅の指の動きも舌の動きも激しさを増してくる。
 もう我慢が出来ないほどに、快楽が香穂子に襲いかかってきた。
 吉羅は、香穂子の快楽に気付いてか、愛撫を更に続けて快楽を呼び起こしてくる。
「あっ、ああっ!」 
 吉羅が胎内の奥深い場所を指で突き上げた瞬間、香穂子は軽く意識を飛ばした。

 熱い肌を吉羅に抱き締められながら、香穂子はようやく呼吸を整えることが出来た。
 何もかもが初めてで、どうして良いのかが解らなかった。
 吉羅に背中を撫でられて、ほんのりとうっとりする。
「…香穂子、君を完全に私のものにする。良いね…」
「…はい…」
 香穂子は吉羅に抱き着いて、その想いと躰を預けた。
 吉羅は、香穂子の脚を大きく開いて、そこに自分の逞しい分身をあてがう。
 香穂子の胎内へと続く入り口に自身を押し当てると、まるで焦らすように動かしていく。
「…やっ、あっ…!」
「…私にしっかりと掴まっているんだ…。良いね?」
「…はい…」
 吉羅はゆっくりと胎内に入ってくる。
 その力強さと痛みに、香穂子は声にならない声を上げた。
「…大丈夫だ…」
吉羅にそう言われると、本当にそう思えてくるから不思議だ。
 吉羅が気遣うように進んでくる度に、痛みが頭を突き抜けてくる。
 吉羅にすがりつきながら、香穂子は痛みに耐え抜いた。
「…香穂子…、私たちはひとつになったよ…」
「…はい…」
 嬉しくて泣きそうになる。
 吉羅は香穂子を慈しむように、額を撫で付けてくれた。
「…愛しているよ…」
「…あっ! 暁彦さん!」
 吉羅はゆっくりと動いてくれたが、段々余裕がなくなってきたのか、激しく突き上げてくる。
 吉羅の熱い圧迫は、痛みから快楽へと変えてくれる。
「…愛しているっ…!」
「私も…」
 頭が痺れてとろとろになるのを感じながら、躰が痺れるような快感を覚えた。
 肌が粟立ち、香穂子の躰は小刻みに弛緩した。
「あ、ああっ…!」
「香穂子…!」
 吉羅が激しく突き上げてきて、意識が飛ばされていく。
 意識の奥で吉羅の力を感じながら、意識を手放した。



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