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神様と、男女の関係になるなんて、そんなことは考えもしなかった。 ゆきは、緊張しながら、天海を見上げる。 すると、天海はとっておきの艶やかな笑みを浮かべた。 「……ゆき、君は緊張しているのですか……?」 天海はフッと微笑みながら、ゆきの総てを見透かしている。 「……少し……」 「緊張されなくても大丈夫ですよ……。ゆき、力を抜きなさい……」 天海に囁かれると、不思議と力が抜けてゆく。 ゆきは深呼吸をすると、ゆっくりと躰から力を抜いていった。 ゆきが力を抜いたのを確認した後、天海はゆきの衣服を慎重に脱がしてゆく。 丁寧さと優雅さを滲ませながら、ゆきの躰を被うもの総てを剥ぎ取っていった。 裸にされると、恥ずかしくてしょうがなくて、ゆきは耳まで真っ赤にさせる。 完璧な美しさを持つ天海に見つめられると、ゆきは何処かへ隠れてしまいたくなる。 恥ずかしくて、そのまま逃げ出したくなって、ゆきは躰を捩らせた。 「隠さないで、ゆき。君はとても美しいのですから」 「……だけど、天海の前で見せるのは恥ずかしいから……」 「……私は君を見つめていたいのですよ……。ただ、それだけなのですよ、ゆき……」 天海はうっとりとしているような眼差しを向けてくる。 これほどまでに甘い眼差しで見つめられると、やはり女冥利は尽きる。 ゆきが頬を赤らめながらも、素直に天海に従うと、ギュッと抱き締めてくれた。 こうしていると、本当に幸せだ。 天海はゆきの唇に何度もキスをする。官能的に水音を響き渡らせて、何度も何度もキスをくれた。 キスだけでも頭がぼんやりするぐらいにロマンティックだから、ゆきはうっとりと天海に抱きついた。 すると、天海はゆきに溺れるように、首筋から鎖骨にかけてを、念入りにキスしてきた。 いつもは落ち着いているのに、今夜の天海は情熱的で激しかった。 「……天海、あなたは生まれたままの姿にならないの……?」 自分だけが肌を曝しているのに、天海が衣服に身を包んでいないのも、何処か切ない。 「……そうですね……。私ももう少し君と近づきたい……」 「……天海……。」 天海は何の躊躇いもなく、身に付けていた衣服を脱ぎ捨てる。 暗闇に浮かび上がった天海の裸身は、こちらが息を飲むぐらいに美しかった。 非の打ち所がないぐらいに。 天海の肉体は、無駄なく筋肉がついていて、とても硬くて、麗しい。 男性らしい美しさだ。 「天海はとても綺麗だと、私は思っているよ?……」 「ありがとうございます、ゆき。ですが、君のほうがずっと綺麗ですよ……」 天海に囁かれると、世界一素晴らしい女の子のように思えてくるから、不思議だ。 天海に褒められることほど、ゆきには嬉しいことはなかった。 天海は生まれたままの姿で、しっかりと抱き締めてくれた。 「……ゆき……」 天海は、すんなりとしたゆきの首筋から鎖骨にかけて、キスをする。 天海がキスをする度に、ゆきの白い肌に赤い所有の花が咲き乱れる。 痕がつく度に、ゆきは幸せと優しい快楽を感じずにはいられなかった。 「……君は、本当に美しいですよ……」 天海は甘く囁きながら、ゆきの胸元をじっと見つめる。 天海は優しく両手で、ゆきの乳房を下から持ち上げるように、揉み込み始めた。 「……君はなんて柔らかい……!」 天海は感嘆の声を上げながら、ゆきの乳房を揉み上げてゆく。 こうして乳房を揉み上げられるだけで、ゆきは息が乱れてしまう。 天海はゆきの柔らかさに堪能しながら、顔を埋めてくる。 天海の唇が、ゆきの薔薇色の蕾を捉える。そのまま吸い上げられて、腰が浮き上がってしまうぐらいに感じてしまった。 舌先で蕾を転がされると、お腹の奥が痺れてしまい、甘く鈍い感覚に支配される。 ゆきは無意識に腰を動かしながら、天海を求める。 天海が欲しい。 天海にしか、この疼きは止めて貰えないだろうから。 天海に総てを捧げるから、天海の総てが欲しいと思った。 「……君はなんて温かくて、柔らかくて、なめらかなんでしょうか……」 強く抱き締め、天海はゆきの柔らかくてしなやかな胸に顔を埋めた。 「……ゆき、愛しています……」 天海は息を乱しながら、ゆきの全身にキスの雨を降らし始めた。 うっとりとするほどのキスに、ゆきは肌を沸騰させてゆく。 細胞にまで、愛が溢れた情熱が伝わる。こうしていると、ゆきは幸せで幸せでしょうがないと思った。 天海は、ゆきが自分のものであることを刻み付けるように、白い肌に所有の花咲かせてゆく。 ゆきの肌には、天海の愛の花でいっぱいになる。 咲き乱れた花はとても美しくて、ゆきは天海の愛の深さを受け取った。 すんなりとした脚も、柔らかなヒップも、しなやかな背中も、総てが天海色に染まる。 ゆきは、ふたりの絆が更に深まることを感じずにはいられなかった。 「……ゆき、愛していますよ……」 「……天海……!」 ゆきは快楽で肌が沸騰してしまい、どうなるのかと思うぐらいに、汗を滲ませていた。 愛しいひとに愛されるというのは、こんなにも満たされることなのかと、改めて感じずにはいられなかった。 深呼吸をすると、ゆきは潤んだ瞳を真っ直ぐ天海に向けた。 「……君はとても色気がありますね……。そんなに私を狂わせてどうするのですか……?」 天海は艶やかな声で囁くように言うと、ゆきの耳朶にキスをくれた。 「……天海……」 天海は艶のある官能的な笑みを浮かべると、ゆきの花を緩やかなリズムで撫で付けてきた。 「……やっ……!」 天海は意味ありげに撫で付けると、ゆきの花びらを押し広げて、中心に触れてくる。 「……天海っ……!!」 天海に花芯をくりくりと触れられて、ゆきは思わず腰を浮かせた。 まさかこんなことが起こるなんて、思ってもみないことだった。 触れられる度に、躰の奥深くから、熱い蜜が流れ出てくる。 蜜がたっぷりと出てくる度に、快楽が高まってくるのを感じていた。 お腹に鈍い感覚がある。 息が乱れてしまい、ゆきは浅く喘いだ。 天海が花芯を刺激する度に、ゆきの脚が自然と開いてくる。 それが恥ずかしくて堪らなくて、ゆきは何度も閉じようとしたが、許しては貰えなかった。 天海は美しい指先を、ゆきの入口に押し当てる。 入口を緩やかに解した後、天海の指先が胎内にゆっくりと入ってきた。 「……!!!」 異物感に、ゆきは慣れない圧迫と痛みを感じて、思わず息を飲んだ。 痛みが走る。 ゆきが一瞬、顔をしかめたが、天海はそんなことは構わずに、指を胎内の奥深くに侵入させて、内壁をくすぐった。 くすぐられる度に、ゆきは少しずつではあるが慣れてゆく。 そのまま、躰の奥深くから快楽が目覚めて、ゆきの意識を翻弄して行く。 天海の指先が二本に増やされて、動きが激しくなる。 天海が与えてくれる快楽を、ゆきは失いたくはなくて、ギュッと二本の指を締め付けた。 そのまま、未知の痙攣が起こり、ゆきは意識をとろかせる。 「……あっ……! 天海っ……!!!」 そのままゆきは意識を墜落させるしか無かった。 |