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小松は、ゆきの淡雪のような身体をただじっと見つめる。 甘い蜜のような眼差しで、ただじっとゆきだけを見つめている。 小松の視線にさらされるだけで、ゆきは息が詰まってしまうのではないかと思うぐらいに、呼吸が激しくなっていった。 小松の眼差しは、ゆきの身体をじんわりと愛撫している。 真っ直ぐ視線で愛でられてしまい、ゆきは緊張し過ぎて、何も言えなくなる。 誰かと比べられたら切ない。 ただそれだけを思う。 本当に子供で、とりとめのない身体をしている自分が、ゆきは嫌でしょうがなかった。 「……小松さん、そんなに見ないで下さい……」 「どうして?」 「誰かと比べられたら……」 ゆきが恥ずかしさの余りに弱音を吐くと、小松は明らかに不快そうな表情を浮かべた。 「……私がこうやって眺めるのは、君だけだよ」 「どうして?」 「君が困る顔を見ていると、私はもっと困らせたくなるんだよ……」 意地悪に笑われると、ゆきは更に恥ずかしくて、泣きそうな気分になった。 顔も身体も総てを隠してしまいたい。 隠さなければ、このまま消え失せてしまいたいぐらいに、恥ずかしくなった。 「そんな可愛い顔をされると、もっと苛めたくなってしまうんだけれど、ね……?」 「そんな……」 小松はクスリと笑うと、ゆきをしっかりと抱きしめてきた。 「これからたっぷりと、苛めてあげるよ……。楽しみにしておいで」 そんな楽しみにするだとか、余裕はないというのに。 小松を恨むようにゆきが見ると、ますます煽ってしまったようだった。 「……君は本当に私を夢中にさせるのが上手いね?じゃあ、たっぷり苛めてあげるから……」 小松は、着ていた服を総て脱ぎ捨てると、ゆきをじっくりと愛し始めた。 「……君は本当に可愛いね……」 ゆきを抱き締めながら、全身にキスの雨を降らせる。 小松の肌の感覚、肌の温もりをしっかりと感じながら、ゆきはキスを受け入れた。 直接、肌と肌が触れあうというのは、なんて気持ちが良いのだろうかと思った。 小松の肌と温もりは、ゆきにしっくりときて、他に何も要らないと、思えてしまう。 温かくてとても気持ちが良い感覚だった。 小松はゆきの身体にくまなく印をつけるかのように、全身に赤色の所有の痕をしっかりと刻んでくる。 白い肌を強く吸い上げられる度に、ゆきは身体を震わせた。 ゆきのすんなりとした脚から、S字カーヴが麗しい背中や、うなじにまで、くまなくキスをされて、ゆきの全身がざわついてゆく。 小松は、ゆきを抱き起こすと、背後から抱きしめ、乳房をしっかりと揉みあげてくる。 「……あっ……!」 指先で薔薇色の蕾をしっかりと愛撫をされて、ゆきは小松に身体を預けて、何度も甘い声をあげた。 「……もっと、もっと、感じて。素直になりなさい……」 小松は、手をそっと、中心に持っていく。 表面を柔らかに撫でられながら、ゆきは身体がとろとろに蕩けてしまうのではないかと思った。 熱い蜜で、表面はすでに潤っている。 「……随分と感じているね? 潤っている……」 小松は楽しそうに言うと、ゆきの中心の花びらの中に指を差し入れてきた。 「やっ……!」 「今更、恥ずかしがってもしょうがないよ……。ゆき、だって、君はこんなに愛の蜜で濡らしているんだから……」 耳元で官能的に囁かれると、ゆきの背筋は更にゾクリと甘い戦慄を感じ、秘密の花は、痺れるほどに感じていた。 ドクリと奥で何かが溢れるのを感じた途端に、更なる蜜が溢れだした。 「……これは大変だね。感じすぎているのかな?」 小松は大人の余裕を見せながら笑うと、指にたっぷりと絡んだ蜜を、ゆきに見せつける。 「……ほら、こんなに」 小松はクスリと艶やかに笑った後、それを自分で舐めてしまった。 余りにも恥ずかしくて、ゆきはいてもたってもいられなくなる。 「こうなったら、私がきちんとしてあげないとね?」 「……小松さんっ!?」 小松はゆきをベッドに押し倒すと、そのまま脚を大きく開いてくる。 恥ずかしすぎて、ゆきはこのまま消え失せてしまいたくなる。 小松は、ゆきをチラリと見つめた。 「君は、今、自分が何をされているのかを、じっくりと見ると良いよ……。私は君をこうしてしまうほどに、愛しいということだよ……」 小松は艶やかな声で囁くと、ゆきの脚の間に頭を埋めた。 「ゆき、自分が何をされているのかをしっかりと見ていなさい……」 小松は命令すると、指でしっかりとゆきの花弁を開いて、舌先をそこに埋めた。 「……やっ……!」 小松の舌先が、器用なまでにゆきの花芯を転がしてくる。 頭が痺れてしまうぐらいに感じて、ゆきはつい悶えてしまう。 全身がざわざわとして、快楽が一気に駆け回る。 身体の奥からは熱い蜜がしっとりと多く流れてきた。 どうしようもないぐらいに、ゆきは感じてしまう。 つい、身体を震わせてしまう。 腰が無意識にゆらゆらと揺れて、小松が欲しいと言っている。 具体的にそれがどのようなことなのか、ゆきには朧気にしか解らない。 ただ、蜜を流してくる場所が、ここに小松が欲しいと囁いているのが解った。 これが、大人の男女の愛ということなのだろうか? ゆきは小松の愛撫に甘い声をあげながら、なんて深いのだろうかと、思わずにはいられなかった。 小松は舌先で花芯を愛撫しながらも、指先をゆるやかにゆきの入り口に差し入れてくる。 「……!!!」 初めは痛みに目を見開く。 だが、違和感はすぐに消え去る。 柔らかく撫でられて、ゆきは思わず吐息を洩らした。 優しい気持ちよさに、喉の奥から華やいだ吐息を洩らしてしまう。 目眩がするぐらいに気持ちが良い。 だが、それを認めるのは、とんでもなくはしたないことのように思えた。 小松の指がゆっくりと胎内に入ってくる。入り口をゆるやかに溶かされて、内壁を刺激される。 狂おしいほどの甘い快楽に、ゆきはこのまま消え去りたくなる。 気持ちが良くて、ふらふらしてしまう。 まるで楽園にいるのではないかと思うぐらいに気持ちが良くて、このまま溶けてしまいたくなる。 小松の愛撫が激しくなるにつれて、ゆきの意識もとろける。 そのままゆっくりと快楽に墜ちていった。 |