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「…お前、マジで柔らかくて綺麗だな」 将臣はまるで酔っ払ったように呟くと、柔らかな胸をクッションにするように顔を埋めた。 顔を動かされただけで、躰の奥が切ない痛みに支配される。 吐息が弾んで肌を震わせると、将臣が強く抱き締めて来た。 心地好い暖かさに、望美は躰を捩じらせる。 「マジで可愛いな」 将臣は掠れた熱い声で囁きながら、望美の乳房を下から持ち上げた。 将臣の指が、柔らかな乳房に食い込んで、強く揉みこんでいく。 甘い呻き声が漏れ、自分でもどうして良いかが解らないぐらいに、躰が熱で煽られていった。 「…ま、将臣くん…!」 気持ちが良いのか、そんなことすら解らない。 ただ躰が将臣の熱を渇望していた。 将臣は、望美の乳房の柔らかさを楽しむように揉み、キスの雨を降らせてきた。 「…やあっ…!」 躰を逸らせようとすると、将臣の腕がそれをしっかりと受け止めてくれた。 将臣の唇が、尖った乳房を捕らえる。 触れるだけのキスの後、強い音を立てて吸い上げられた。 「…あっ…! やあっ!」 自分の声なのに、甘えたような響きがある。まるで将臣を誘っているかのようだ。 背筋がゾクリとするほどの心地好さに、望美は何度も荒い呼吸を繰り返す。 「…好きだ」 将臣の囁く声もいつもより熱くて甘かった。 将臣は硬くなった乳首の色が変わるほどに強く吸い上げながら、強く揉みこむことを忘れてはいない。 肌がざわつき、どこかふわふわとした幸せが漂っている。 愛するひとに、生まれたままの肌を触れられることが、こんなに幸せだということを知らなかった。 将臣の熱が、情熱が、甘さが、望美が抱いていた恐怖を拭い去ってくれる。 将臣の指先が、敏感になっている乳首をひねりあげた。 「あっ…!」 そのうえ、鋭い歯を軽く宛てられる。 痛いのにどうしてこんなに気持ちが良いんだろうか。 望美の視界は、まるで物語のなかにあるシャングリラのように、華麗に明るい世界になる。 ここは沖縄。ロマンティックな南の島。 総てがお誂え向きの雰囲気だ。 こころが幸せでいっぱいになってグッときた。 将臣の官能的な愛撫と、高まる気持ちが、望美を変えて行く。 ただの女の子から、奔放に。 将臣が乳房が唾液で濡れてしまうほどに、濃厚に愛撫をしてくれている間に、望美の肌は敏感に、そして 滑らかに変化を遂げていった。 将臣が欲しい。 とことんまで欲しい。 細胞の総てが、甘い欲望に煽られていった。 「…あっ…!」 愛撫を受ければ受けるほどに、望美は感じ易くなっていた。 舌先で乳房のラインをなぞられただけで、全身が震える。 将臣のしっかりと逞しい腕が、望美の弱々しい腰を捕らえた。 何をするのか解らないままに身を任せていると、将臣の舌が下へと下りていく。 平らな腹部、臍の周りを焦らすように愛撫された後で、思いもよらない場所に指先が伸びた。 「…ま、将臣く…っ!」 名前をちゃんと呼ぶことが出来ないほどの羞恥が、全身を駈け登ってくる。 将臣の指先が、望美の茂みを掻き分けて、熱い襞を開いた。 「…まっ…!」 抵抗出来ないままに、将臣の唇がそこに到達し、熱情よりも沸騰した吐息を浴びせかける。 「…ああっ…!」 ビクン。 今までで一番派手に躰が撓った。 将臣は楽しむかのように、望美のそこに視線を向けている。 「嫌だよぉ…」 そんな場所を一番大好きなひとに晒すなんて、泣きたいを通り過ぎるほどに辛い。 「…綺麗だからな、そんな声は出さなくて良いんだ」 「だっ……!?」 将臣の指先が柔らかく肉芽に触れた。 ほんの一瞬触れられただけなのに、まな板に乗せられた魚のように、白い躰が何度も跳ね上がった。 それを喜ぶかのように、将臣は更に指を肉芽に押し当ててくる。 「やあっ!」 こんなもどかしい気持ち良さは、今まで知らなかった。 こんなにも止めて欲しいのに、どうして止めて欲しくないほどに気持ちが良いんだろうか。 将臣の指先が、肉芽を円を描くように触れて来る。 触れられるごとに、快楽が全身に送られて、目まいがするほどに、気持ちが良かった。 将臣の指先が動くたびに、狂おしいほどに艶めいた吐息が漏れる。同時に、甘く湿った音が漏れた。 「…すげぇ可愛い…」 「やんっ…!」 将臣はくすりと喉を鳴らして笑うと、望美の蜜の雫に、唇を押し当てた。 「……!」 衝撃的だった。 そんなところにまでキスを受けるなんて、今までは想像すらも出来ないことだった。 抱かれる前に想像していた恐怖は何処かに行き、ただただ羞恥心ふぁけが突き上がってくる。 「ああっ!」 蜜を音を立てて吸い上げながら、将臣の唇はすっかり感覚に鋭くなった肉芽を捕らえた。 「やあっ!」 泣き声をあげながらも、望美は快楽に酔い痴れていた。 気持ちが良過ぎて、頭の芯がじんと痺れたよいな感覚になる。 何度も無意識に腰を上げて、結果的には将臣に熱い場所を押しつけていた。 将臣は喉を鳴らしながら、溢れる望美の蜜を味わう。 指先が、何度もひくついて収縮を繰り返す望美の入口に、優しく押し当てられた。 「あっ…」 「…たっぷり濡れて、慣れたら大丈夫だ」 将臣が言う意味が解らずに、望美はただぎこちなく任せるしかなかった。 「…わ、私はどうしたら良いの?」 「お前は馴れるために…、ほんの少しだけ頑張ってくれたら良いんだ。俺に任せろよ」 「うん…あっ!」 何かが胎内を押し広げるように、侵入してきた。 沈む際に、大きな水音を響かせている。 胎内を探るように広げられて、ピリビリとした痛みを感じた。 それも最初だけで、将臣の指がゆっくりと動き始めると、なにもかも忘れていった。 「ああっ!」 一番奥にある女として大切な場所が、激しく暴れ狂い始めた。 将臣が欲しいと悲鳴を上げている。 「あっ、あっ、あっ!」 将臣の指の動きが早くなり、これ以上してはダメだと思うほどに、心臓も細胞も、何もかもが、止まってしまう寸前になるほどに、激しくなった。 視界も、ロマンティックな雰囲気も、総ては熱さの余りに無になっていく。 気持ちが良過ぎて、もう耐えられないと思った瞬間に、望美の意識は弾けてしまった。 激しく乱れた呼吸を整えながら、ぼんやりとした視界で将臣を見た。 本当になんて綺麗なのだろうと思う。 鍛えられた肉体も、汗に濡れる髪も…。情熱的な瞳も、何もかもが綺麗で、掛け替えのない宝物のように、望美には思えた。 「…綺麗だね…」 「何が?」 「将臣くんも、この部屋ね雰囲気も、何もかも…」 「…俺にはお前以上に綺麗だって思えるもんはねぇよ」 将臣は可愛いと思えるほどに無邪気に笑うと、望美の手を握り締め、自分の昂ぶりに持っていく。 余りに熱くて硬い感触に、望美は思わず躰を震わせた。 「もう…限界。お前がこうしたんだからな。責任は取ってもらう…」 将臣は望美の手を自分自身から外すと、熱い場所にあてがった。 |