*夫婦日和*


 花の柔らかな胸に触れながら、玄徳はこの上ない幸せを感じる。

 自分だけのものなのだと、掛け替えのないたったひとりの妻なのだと、そんなことを思いながら、花の肌に触れてゆく。

「…花…」

 玄徳にとって契りは、子供を作る為の行為ではなくて、愛を交わすための行為だ。

 勿論、当然のことではあるが、欲望の捌け口では決してない。

 この上なく神聖な行為であるのだ。

 玄徳は花の胸に顔を埋めながら、その柔らかさを堪能する。

 こうしているだけで、なんて幸せなのだろうか。

 玄徳は先ほどまで触れたくて触れたくてしょうがなかった花の乳房を、下から持ち上げるようにもみほぐす。

 柔らかくて弾力があって、玄徳には極楽のような心地好さだ。

「…んっ、あっ…」

 甘い声を出すのが恥ずかしいからか、花は恥じらうような甘い声を出す。

 本当に可愛い。

 堪らなく色気のある表情をするものだから、玄徳はこのまま花と深い場所で契りたいとすら思った。

 だが触れたい。

 あらゆる場所にキスもしたい。

 玄徳は花の胸の感触に酔い痴れながら、固くなった蕾を唇に含む。

 舌先でチロチロと舐めるだけで、愛らしい呻き声を上げる花がとても愛しかった。

「…花…」

 腰を甘く揺らしながら、花はしどけなく乱れる。

 なんて美しいのだろうかと、玄徳は思わずにはいられなかった。

 花の乳房や蕾を舌で味わいながら、すんなりとした脚や腕の撫でてゆく。

 触れているだけで、なんて幸せなのだろうかと思った。

 玄徳は花の平らなお腹に何度もキスをしてゆく。

 このお腹に自分が与えた命が宿るなんて、これ以上幸せなことはないだろうと、玄徳は思う。

 欲望と独占欲が交差するまなざしで花を見つめながら、玄徳は躰中にキスをし、ヒップを持ち上げるように触れる。

 花の熱い場所の準備が出来ているのか、玄徳はそっと指先を伸ばして確かめる。

 既に花のそこは、玄徳を求めて愛の蜜を流している。

 沸騰するかのように熱くて、蕩けている。

 敏感になっている花のそこは、玄徳が触れるだけで震える。

「…あっ…! 玄徳さんっ…!」

 花はやるせない欲望に、か細い腰を何度も揺らした。

 本当に可愛い。

 愛らしいとしか言いようがない。

 玄徳はもっと淫らな花が見たくて、敏感な宝石を指先で丁寧にくすぐった。

 背筋を震わせて恍惚の表情をしているというのに、花は恥じらいながら脚を閉じようとしている。

 玄徳は脚を閉じさせない為に、更に大きく開かせた。

「やっ、ああっ…!」

 ひくついている花の宝石を少し弄るだけでも、蜜を大量に出す。

 もういつでも玄徳が受け入れられる、いや求めている。

 玄徳が指先で花のひだを押し広げると、更に花の腰は器用に動く。

 指を、溢れかえる蜜壺に入れる。

「あっ、んっ!」

 玄徳の指を待ち構えていたとばかりに、花はキュッと締め付けてくる。

 指を動かす度に、指よりも熱くて大きなものが欲しいとばかりに、内壁が蠢いてゆく。

 玄徳は、花の熱い場所へと、指を二本、三本と増やしながら、スピードを上げて、擦りあげる。

「あっ、ああんっ!」

 腰を揺らし、花は汗を滲ませながら、玄徳を激しく求めてくる。

 玄徳も早く花の胎内に入りたくて、堪らなくなる。

 玄徳は、花の脚を更に大きく広げると、熱くて熟れた女そのものの場所が溢れる。

 玄徳は蜜を舌先で舐めとり、更に欲望を煽っていた。

 玄徳が宝石部分にチロチロと舌を這わせる。

 それだけで、花は躰を大きく震わせた。

 やるせない声で、何度も鳴き続ける花を、玄徳は思い切り抱き締めてやった。

「…玄徳さんっ…! 大好き…!」

 花が達する直前まで玄徳はとことんまで激しい愛撫を続ける。

「やっ! もうっ…!」

 花は華奢な躰を何度目かの弛緩をさせ、そのまま意識を手放していく。

 こんなに震えて、感じる花が可愛い過ぎる。

 花は脚をピンと真直ぐ伸ばすと、そのまま意識を飛ばしてゆく。

 すると玄徳は、花を受け止めるようにしっかりと抱き締めた。

 ほどなくして、花はゆっくりと目を開けた。

 潤んだとても色気のある瞳で、玄徳は見つめられて、もう我慢が出来なくなる。

 花が欲しい。

 楔が、花への欲望で大爆発をしてしまいそうだ。

 玄徳はパンパンになってはち切れそうになった自身の熱くて硬い欲望を、とうとう花の入り口に押し当てる。

 胎内に入りたい。

 入りたくてしょうがない。

 もう節度なんてどうでも良くなってしまう。

 それぐらいに花が欲しくて堪らなかった。

「…花…。お前が欲しくてたまらない」

 玄徳はくぐもった声で呟くと、ゆっくりと自身に言い聞かせる。

「…んんっ! 玄徳さんっ!」

 花は早く胎内に来て欲しいとばかりに、何度も腰を揺らして、恨めしいとばかりに見つめている。

 花は何処まで可愛いのかと思ってしまう。

 玄徳は先端を挿入すると、そのまま一気に突き上げたくなる。

 だが、それをゆっくりと自制して動かしてゆくというのは、とても苦しい。

 だが、それ以上の喜びも感じられることぐらいは解っているから、玄徳は何とか踏ん張った。

 奥に進める度に、花の締め付けの強さに酔っ払ってしまいそうになる。

 このままだと、数回動いただけで、達してしまうかもしれない。

 玄徳はなるべく花に負担がかからないように、何とか動いた。

 玄徳が動く度に、花がやるせないぐらいの甘い声を上げて、しっかりとすがりついてくる。

 玄徳を離さないとばかりに、無意識に締め付けてくるではないか。

 ようやく胎内に総てを挿入して、玄徳は逞しい躰を大きく震わせていた。

 愛する花を余りびっくりさせては駄目だから、玄徳は気遣いをしながら、胎内でゆっくりと動いて行く。

 玄徳が様子を見ながら、花の胎内をくすぐる。

 唇を塞いで、玄徳は口腔内に舌を入れ込んで、繋がっている場所と同じような動きをさせた。

 動く度に極上にも淫らな水音が響き渡る。

 何度も動きながら、玄徳は花を激しい欲望で奪っていった。

 もうこうなると、玄徳は自分を律することが出来なくなる。

「…花っ…!」

 玄徳は力強く突き上げる。

「…玄徳さんっ…!」

 花が玄徳を抱き締めると、思い切り締め付けてくる。

「…花っ…!」

 もう堪らない。

 これ以上は耐えることなんて出来ない。

 花の躰甘く激しく弛緩し、そのまま快楽の淵に墜落してゆく。

 玄徳も一気に高みにゆき、震えながら、花の胎内に熱い熱情を放出する。

 そのまま玄徳は花を抱き締めると、大きく深呼吸をした。

 本当に最高の快楽を味わい尽くして、玄徳は満たされた気分になった。

 だが、花とひとつになったまま抱き締めているだけで、再び欲しくなってしまう。

 むくむくと欲望が集まって熱情となり、玄徳の分身に力を与える。

 花の胎内の中で力を増して、大きく硬くなった。

「…んんっ…あ…」

 胎内で圧迫を感じたからか、花は甘い声を上げている。

 ゆっくりと瞳を開けながら、玄徳を再び締め付けてゆく。

「…玄徳さんっ…!」

 今夜の料理が利いたからだろうか。

 花は玄徳を求めて、誘うようなまなざしを向けて来る。

 可愛くて、玄徳は思わず激しく抱き締めてしまう。

 あの食事のおかげで、何度も花を抱いてしまえる。

 また欲しい。

 満たされているのに花が欲しくて堪らない。

「…玄徳さん…気持ち…良くて…」

 甘い声で囁かれて、玄徳の理性はブツリとキレる。

 そのまま激しく花を奪った。

 



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