*愛を聴かせて*


 琥太郎は、月子の乳房が快楽で張り詰めるまでしっかりと揉み込んだ後、その谷間に顔を埋めてきた。

「…琥太郎さんっ…!」

 琥太郎に触れられる度に、月子の肌は沸騰してしまうのではないかと思うぐらいに感じてしまう。

 ここまで激しく快楽を感じたのは初めてだ。

 キスをするのと、肌に直接触れ合って熱を共有し合う、愛し合うという行為は明らかに違うのだと、月子は感じずにはいられなかった。

 いつも以上に快楽に敏感になり、月子は息を乱しながら、愛するひとを追い求める。

 琥太郎を抱き締めながら、愛しさが激しく込み上げてきた。

 琥太郎は息を乱しながら、月子の柔らかな乳房にキスの雨を降らせてくる。

 下から持ち上げるように揉み上げられながら、巧みにキスをされて、全身が欲望で潤んでくるのを感じずにはいられなかった。

 こんなにも激しい琥太郎は、今まで見たことがないかもしれない。

 この激しい情熱をずっと堪えてくれていたのだ。

 月子を大切にするが故に。

 月子にはそれがとても嬉しくて、しょうがなかった。

 本当に大切にされているのだ。

 素晴らしく大人で素敵なひとに愛されているのだ。

 感謝以外の言葉が、月子には見つからなかった。

 琥太郎は月子の薔薇の蕾を、舌先で丁寧に転がしてくる。

 その甘い快楽に、月子は華奢な背中を綺麗に反らせてしまうぐらいに感じてしまっていた。

 腰が抜けてしまうのではないかと思うぐらいに痺れて、甘さに溺れてしまう。

 強く愛している。

 そう感じずにはいられないぐらいに、激しい愛情だった。

 琥太郎は、舌先の愛撫で月子を酔わせた後、薔薇の蕾を唇で巧みに吸い上げてゆく。

「…あっ…!」

 琥太郎が刻み付ける甘い旋律に溺れながら、月子は躰の芯が、採れたての蜂蜜よりもトロトロに蕩けてくるのではないかと思った。

 甘いだとか、感じるだとか、そんな陳腐な言葉では表現出来ないぐらいに、新しい快楽だった。

 琥太郎の愛撫にうっとりとしながら、月子は身を任せる。

 どうすれば大好きなひとに愛していると、伝えられるのだろうか。

 そればかりが気にかかる。

 琥太郎が与えてくれる快楽に酔っ払いながら、月子は躰の奥底から快楽が蕩けてくるのを感じる。

 中心が痺れるように蠢いて、変な気分だ。

 快感の余りに熱くなり過ぎて、月子は躰が溶けたのではないかとすら思った。

 中心に湿った感覚がある。

 月子は、思わず脚を擦り合わせてしまった。

 琥太郎は、月子に夢中のように、全身にキスの雨を降らせてゆく。

 平らなお腹にも、すんなりとした脚にも、柔らかくて形が良いヒップにも、滑らかな背中にも。

 総てにおいて、月子が自分のものであることを告げるように、何度も激しくキスをしていった。

「…琥太郎さんっ…!」

「…月子…、お前は本当に綺麗だな…」

 琥太郎は月子の躰を絶賛してくれる。

 これといって自慢にはならないと自分では思っている躰を、琥太郎は崇めてくれる。

 月子は、自分自身が世界で一番素敵な女の子のように思えて、とても嬉しかった。

 琥太郎だけに称讃されたい。

 琥太郎にこうして大人の女性として愛されるのが、堪らなく幸せだった。

 琥太郎は月子の項に唇を着けながら、背後からしっかりと抱き締めて密着してくる。

 月子の柔らかくて丸みの帯びた躰と、琥太郎の硬くて男らしい躰がぴったりと合わさる。

「…愛しているよ…月子…」

 琥太郎が切なくなるぐらいに甘い声で囁いてくる。

 嬉しくて涙が零れ落ちた。

「…琥太郎さん…。私もあなただけを愛しています…」

 こうしてふたりの温もりをシェアしながら、満たされて胸が痛くなるぐらいに幸せな気分になった。

「…月子…」

 くぐもった琥太郎の声が聞こえたかと思うと、再び組み敷くように抱き締められる。

 そのまま激しくて甘いキスを受け入れる。

 ふと琥太郎の手のひらが、月子の太股を撫でて、ゆっくりと中心に伸びてくる。

 恥ずかしさに月子は思わずジタバタとしてしまった。

 すると琥太郎はこの上ない色気を発揮した笑みを月子に向ける。

「月子、力を抜きなさい…」

「…だって…」

「俺とお前がひとつになるためには、どうしても必要なことだからな…」

 まるで宥めるように優しい声で呟くと、琥太郎は月子の中心を情熱的に触れた。

「…あっ…」

 熱い花びらに触れられるだけで、月子の躰には電流が走った。

 ただ表面を撫でられるだけなのに、それだけで感じた。

「いや…」

 恥ずかしくて耳まで真っ赤にさせながら、月子はつい顔を逸らしてしまう。

 だが、琥太郎はそれを許してはくれなかった。

「月子…駄目だ…。俺にちゃんとその顔を見せてくれないか…?」

「琥太郎さん…」

 琥太郎に言われると、やはり素直に従ってしまう。

「恥ずかしそうにしているお前は、色気があって、可愛い…」

 琥太郎はフッと笑うと、月子の瞼にキスをした。

 月子がうっとりとして、一週間後、力を抜いた。

 するとその隙に、琥太郎の綺麗な指先が、月子の花びらを押し広げて、花芯に触れてくる。

「やっ…!」

 少し固いそこを、琥太郎がコリコリと指先で弄ってきた。

 腰にズンと来るような快楽が響いて、月子は思わず腰を浮かせた。

 すると奥深い場所から、熱い蜜が流れてゆく。

 くらくらするぐらいに気持ちが良くて、月子は熱い吐息を放出した。

「月子…堅くなるな…。力を抜きなさい…」

 琥太郎は諭すように言いながら、月子の更なる秘めた場所へと指を伸ばしてゆく。

 深い秘密の場所へと続いてゆく入り口に、琥太郎は指を押し当てた。

 入り口をほぐすように、琥太郎は月子のそこに指を這わせた。

「…あっ…!」

 月子は苦しいのに鈍い気持ち良さに、どうにかなってしまうのではないかと思った。

 鈍い快楽だけでは足りない。

 そんなことを躰の奥底が囁いているような気がした。

 琥太郎の指先が入り口を押し広げてゆっくりと入ってくる。

 異物感に違和感を覚えてしまい、月子は思わず躰を震わせた。

 琥太郎は月子をリラックスさせるために、入り口をゆっくりと時間をかけてほぐすために、かなり慎重になって触れてくれる。

「…琥太郎…さん…っ!」

 琥太郎の指が、お構いなしに胎内へと入ってくる。

 月子の胎内を優しくまさぐってくる。

 ほんの少しだけ、くすぐられるだけで、湿った艶のある水音が部屋に響き渡った。

 琥太郎はその音に微笑むと、更に内壁をくすぐってきた。

 その甘い快楽に、違和感が徐々に薄まってくるのを感じている。

 琥太郎の指の動きがとても滑らかになってゆく。

 ロマンティック過ぎて、月子はつい快楽に溺れていった。

 内壁が震えて、頭がジンと痺れてしまうぐらいの快楽が走り抜ける。

 琥太郎の指先の動きが早急になる。

 痛いのに、どうしてこんなにも感じるんだろうか。

 違和感があるというのに、もっと違和感の感じるものが欲しいと思ってしまう。

 それが具体的に何なのかは月子には解っている。

 だがはしたなく思えて、勿論、言うことが出来なかった。

 その分、月子のか細い腰がおしゃべりで、何度も揺らしている。

「月子…お前は素直で可愛いな…」

「琥太郎さんっ!」

 琥太郎の指の動きが、月子の胎内で激しくなってゆく。

 胎内をくすぐられて、もう何がなんだか分からなくなるぐらいに追い詰められる。

 月子が躰がふわりと浮き上がるの感じながら、快楽に身を任せる。

 そのまま意識が蕩けていった。





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